From:東尾伸護
広州バイランホテル10階の部屋より、、、
昨日の出来事、、、
チムロンホテルから広州へ移動するため、
タクシーを待っていました。
タクシーは、広州まで行くタクシーと、
広州まで行かないタクシーがあります。
ホテルの方に、
広州へ行くためのタクシーを3台お願いしました。
タクシーは、チムロンホテルへ何台も来ました。
でも、広州に行くタクシーは、少なかったです。
15分ほど待って、
やっと広州行きのタクシーが来ました。
トランクに荷物を入れようとすると、
スーツケースが大きすぎてトランクが閉まりませんでした。
何度やっても同じで、運転手さんが、
『無理無理入らないよ』というジェスチャーをしました。
そして、『車に傷がついたじゃないか』
というジェスチャーもしました。
とても不機嫌な様子です。
トランクに入れるスーツケースを小さいものに変えました。
すると、すんなりと入れることが出来ました。
でも、
あと2個スーツケースを入れる必要があります。
そこで、助手席に入れることにしました。
運転手さんは半ばあきらめた様子で、
しぶしぶ入れてくれました。
もう助手席に1つ入れようとしたら
『もう無理だよ』というジェスチャーをしました。
仕方ないので、後ろの席に3人乗って、
私達の膝の上に20kg以上のスーツケースを載せました。
どうにかスーツケースが収まったので、
車を発進させました。
5分ほど車を走らせると、
一緒に乗っていた女性が、
広東語で『重い』と言いました。
すると、
運転手さんが、『がんばって!』と言いました。
女性がすかさず広東語で『がんばって?』と、
ちょっと強い口調で言いました。
突然、車が停止しました。
何が起きたのか全く分かりませんでした。
運転手さんが車を降りると、
私達の膝に乗っていたスーツケースを
助手席に無理やり入れてくれました。
車がスタートする時に女性が、広東語で、
『ごめんなさい。ありがとう』と言いました。
運転手さんの顔が笑顔に変わりました。
この一瞬の出来事は、私達には全く分かりませんでした。
でも仏頂面の運転手さんが
一瞬にして笑顔に変わったのは、わかりました。
この時、
これが、『究極のコミュニケーション術』なのか?
と思いました。
この一部始終は、
後で女性が解説してくれました。
言葉の通じない客を乗せて
運転手さんは不機嫌でした。
でも、広東語が通じるお客さんがいて
運転手さんの心が和みました。
そして、女性に頼まれたのだからやってあげよう!
と自分のメンツのために行動してくれました。
私は、
このタクシーに乗車できてラッキーでした。
それは、一瞬でその場を和ませる、
『究極のコミュニケーション術』の一端を目撃できたのと、
その解説を聞けたことです。
今回の川島塾は、ボディランゲージでしたが、
ボディランゲージとコミュニケーションこそが重要であると
改めて認識しました。
これからは、稼ぐこととともに、
ボディランゲージとコミュニケーションを
勉強していこうと思いました。
タクシーを降りる時、女性が一言言いました。
たぶん『ありがとう』と言ったのだと思います。
運転手さんの顔はデレデレになっていました。
続く
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