From:東尾伸護
マカオのリスボアホテルの20階の部屋より、、、
3日前の出来事、、、
香港クルージングパーティーにいました。
あるグループは、小島に行き、
あるグループは、船の上にいました。
小島に行った人たちは、相撲をしてました。
屈強な男たちの戦いです。
マッチョと格闘家の戦い?
起業家とサラリーマンの戦い?
が繰り広げられていました。
みんな楽しく遊んでいました。
そんな時、ある事件が起きました。
戦いに敗れた人が、
膝から着地してしまいました。
普通なら受け身を取るか、反射的に避ける場面です。
でも、彼は、受け身も取れず、
反射的に避ける事も出来ませんでした。
そして、ある事件が起きてしまったのです。
戦いが終わり、彼が立とうとしました。
痛くて立てなかったようです。
足を着くと痛い、そんな状況でした。
彼は、友達に担いてもらいました。
ボートに乗せられ、船に運ばれました。
一人では歩けないので、
友達に担がれた状態で私達のいるところまで来ました。
彼は横向きに椅子に座りました。
そこには治療院の友達が乗っていました。
先生いわく、
砂の着地した時骨がずれたと言っていました。
骨の位置を元に戻して、
腫れた足をひたすら冷やしていました。
船が陸に着くと、彼は、
友達に担がれた状態で、下船しました。
全く歩くことが出来ないので、
そのまま救急車で搬送されました。
搬送先の病院では、
直ぐに診断してくれると思っていました。
でも、ニヤニヤと笑っていたため、
緊急とは思ってもらえませんでした。
そして、普通に5時間待ちになりました。
あとで聞いた話ですが、
メチャクチャ痛がるジェスチャーをしないと、
直ぐに直してくれないようです。
と、話は、ここまででした。
彼が搬送され、
5時間待ちになったところまで聞きました。
そして、一つの問題。
相撲を取った相手はどこに行ったのか?
彼が病院に搬送さる前に、言っていました。
対戦相手の方が香港在住なので力になってくれると、、、
でも対戦相手の方は、彼の事を知りませんでした。
というもの今回はじめて見たようです。
さらに、
クルージングパーティーで酒をがぶ飲みしていました。
これは、みんなそうです。
お酒を飲んで遊ぶために、参加しています。
怪我した人を看病するために参加していません。
香港在住の彼を呼びに行きましたが、
彼も酔っていて、1度しか会ったことの人の顔を
覚えていませんでした。
私でも覚えていません。
人の名前を覚えるのが苦手なので、
1回くらいでは直ぐ忘れます。
もし今回の事件が私の身に起きても
誰だか覚えていないかもしれません(笑)
そして、彼は一人の付き添いとともに
病院へ搬送されました。
話は、ここから始まります。
翌日、香港在住の彼は、
病院にいる彼からのメッセージに気づきました!
『助けてください』
彼は、二日酔いの頭がぼーっとした状態で病院に向かいました。
病院に着き、退院手続きから車いすの手配、空港までの搬送、
面倒くさい作業をすべて行ってくれました。
1回しか会ったことがない人に、
ここまでやってくれる人は少ないです。
でも、彼は、やってくれました。
まさに、影のヒーローでは無いだろうか?
そう思いました。
彼が昨日、私に語ってくれなかったら、
誰も知らない話でした。
足を怪我した彼は、結局骨折していて、
ギブスで足を固め、車いすで日本に帰りました。
その後、日本に無事帰国したとのこと。
今回の経験を通して思ったのは、
日頃から人にアピールして、
自分の存在をみんなに知ってもらうことだと思いました。
誰にも知られてないと、誰も覚えてないし、助けてもくれない。
そう思いました。
今日は、珠海に移動します。
ネットに規制がかかるので、
もしかしたらメルマガの発行も出来ないかも知れません。
27日マカオには戻ってきますので、
それまでのお別れです。
それでは、また!
続く
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