From:旅するインターネットビジネスコンサルタント
東尾伸護（とうのおしんご）
３日前の夜の出来事、、、
７００ｍリレー２度目の発走が近づいてきました。
ほとんど回復していない身体にムチを売って、
スタートラインに立ちました。
普通なら、このまま逃げても良い場面です。
しかし、私が走らないと他のメンバーの負担になってしまう。
そう思ってスタートラインに立ちました。
第四走者が戻ってきて、バトンをもらいました。
前回とは打って変わって、足が鉛の様に重かったです。
いったい折り返し地点まで走れるのか？不安でいっぱいでした。
走っても走っても変わらない風景。
場所は山下公園のカップルがベンチで海を見ているところです。
カップルには申し訳ないなと少しだけ思いました。
ここは、普通の公園なので、人が前から歩いてきます。
土曜日ということもあり子供連れの家族もいます。
歩行者にぶつかってしまうと迷惑がかかるので、
かなり慎重に走りました。
とは言っても、すでにヘロヘロなので、今にも倒れそうです。
それでも、何とかスタートラインまでは、
頑張ろうと歯をくいしばって走りました。
ようやく折り返し地点が見えてきました。
周りはピカピカとライトが光っていて、
夜景を眺めに来ていたら幻想的な風景だったでしょう。
しかし、私には、ここから折り返して、
あと３５０ｍ走る必要があると思いました。
『あと半分全力で頑張ろう』
と気力を振り絞りました。
こんな事って、色々な場面であると思います。
副業を初めて、ゴールは想像できるけど、
今自分がどの位置にいるのか全く分からない。
今回のように半分くらいまで走っているのか？
それともゴールに近づいているのか？
とにかく不安だと思います。
ここで諦めて、歩くことも可能ですし、
逆方向に向かって逃げるのも可能です。
全ては自分の自由にすることが出来ます。
でも、何かのため、仲間の為、家族の為、
自分以外の誰かの為なら、歯を食いしばると、
不思議と続けることが出来ます。
今まで挫折してしまったことがあったなら、
誰かのために頑張ってみるのも良いのかもしれません。
今はとにかく、１ｍでも長く進んで、
仲間の待つスタートラインに戻ることだけを考えました。
順位は関係なくとにかく仲間にバトンを託すために！
続く！
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